主人公 ロッド・マクリー

少し前に、この漫画を応援してくれているお友達から言われたことがある。
「このキャラは作者に似ているんだよね」
これは最高の褒め言葉としてとてもうれしかった。
学生の頃は演劇にも興味あって
ほんの一瞬ではあったけれど、
舞台に立つ役者さんになりたいとも思っていました。
演技をすることにすごく憧れていたのですが
人前に立つと緊張して何もできない性格だったので
その夢はあっという間に消えてしまいましたが…
でも漫画の世界なら
自分の作ったキャラで自分の代わりに「演技」ができるのでは?

ようやく漫画の世界観が確立し
その舞台でまるで役者を動かしていくような
感覚でとても楽しい作業となりました。
もちろんその過程は様々な困難や壁はありましたが
今となってはそれもいい経験でした。
作中で主人公だけではなく
どのキャラの仕草、行動、セリフは
自分ならこう演技するだろなという想像を
詰め込んだものです。